隗より始める投資ブログ

年収550万円の30代兼業投資家が広く浅く資産運用にチャレンジしています。

マザーズについて

今日は続けて書きますよー ^^

 

以下のグラフは昨年末を100としたときのパフォーマンスです。昨年もそうでしたが、TOPIX >日経となっており、バリュー有意の相場は続きそうです。そして、兎に角、グロース株が親の仇のように売られているわけですが、ご存知の通り、中でも酷いのがマザーズ

 

ナニコレ…

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マザーズはまさに異次元の弱さ。

マザーズに限らず、グロース株は異常な水準にまで売られていますが、今のところ、リバウンドの気配すらないという…。

 

例えば私の持ち株に2150ケアネットがあります。典型的なグロース株で経常利益は昨対でプラス50%とかあるのですが、楽天証券の予想 PER は何と驚異の 18.2 !!! (会社予想だと 23.4)
PER を EPS 成長率で割った PEG は 0.38 !!!

 

イミワカラン。。

 

さて、気を取り直してマザーズの週足チャートを見てみましょう。

うん、見事な下がりっぷりw

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問題は果たしてどこが底になるのか?

 

可能性①:実は既に大底に達した(楽観シナリオ、そうであって欲しい…)

流石に少なくとも短期的にはこの辺りが底じゃないの?というシグナルはけっこう出ています。

 

松井証券信用評価損益率 木曜時点で-38.67%(コロナショック以来2番目に低い水準)

日足RSI 21.35

週足RSI 21.28

最大下落幅 47.4 %(マジか…指数ですよ!)

*2020年10月14日を高値としたとき

 

一応、Nasdaq も反発しましたし、この辺りを見ると、さすがにそろそろリバッても良さそうなのですが。

 

可能性②:コロナショックの最安値近辺まで(最悪シナリオ)

もしそうなら、まだあと 20% 近い下落が見込まれます。

…が、流石にそれは無いでしょう (^^;

パンデミックで今後どうなるか全くわからなかった2020年3月の状況に比べて、今の方が悪いなんてことがあるわけない。

 

可能性③:過去の暴落と同程度くらいまで

 

今の水準は2020年10月14日に付けた高値1368からだと

期間470日、下落幅 47.4%

直近高値1189(2021年11月17日)からだと

期間72日、下落幅 39.5%

となります。過去を振り返ると、

 

2020 コロナショック 期間105日、42%の下げ 

2018 VIXショック~クリスマスショック 期間335日、44.3%の下げ

2016 ブレグジット~米国大統領選 期間202日、35%の下げ

2015 チャイナショック 期間62日、35%の下げ

 

あれ?こうしてみると、最近のどの暴落よりも下げ幅が大きいような…

 

結論。

過去の暴落からみても、各種指標からみても、今の下げはやり過ぎ。テクニカル的にもファンダメンタル的にも明らかに売られ過ぎ。多分、この辺りで一旦、反発して二番底を探しに行く展開でしょう(そう信じたいのです)。2014-2016年では何回もサポートになっていた650-700円あたりが大底になるんじゃないかな?とみています。