マザーズの大底について
先日、マザーズ市場について書きましたが、いや~相変わらず弱すぎる… (^^;
一旦、リバウンドするという展開は読み通りでしたが、リバウンドが弱すぎ。。結局、底抜けしてしまい、MACD もまた下落トレンドになりそう。これはまだ下がりますね。以前、底値は 700-650円と書きましたが、600円くらいまではあると思った方が良さそう。
でも同じマザーズでも銘柄を選べば、トレンド転換しそうなものもあるんですよね~恐らく、今のマザーズは時価総額の大きいところがトンデモナイ金融緩和で異常な値段が付けられてしまったことに起因する、単なる水準訂正なんでしょうね。つまり、テクニカル的には売られ過ぎだけど、ファンダメンタル的にはそうでもない。
例えばマザーズで一番、時価総額が大きいメルカリについて楽天証券に載っている株価指標を見てみると…
PER 106倍
PBR 13.5倍
PSR 5倍
今期売上高成長率 43%
今期経常利益成長率 マイナス29%
高値から半値以下になったとは言え、冷静に考えると、うん、利益マイナス成長で、これは高い 笑。売上成長がこの水準を少なくとも数年間は維持できるなら、ぎりぎり正当化できるかな?確かにコロナになってメルカリを使う頻度って増えたと思うのですが、アフターコロナだともうそこまでは伸びないのでは?
そもそも同じくらいの成長率があっても PER 30 倍とかまで売られちゃう地合ですからね~半値八掛二割引だと、高値7390円 x 0.5 x 0.8 x 0.8 = 2365円。今日の終値は 3310円。底値はまだ先かな~(空売りしているので勿論、ポジショントークです!)
メルカリがさらに2割下がるなら、マザーズ指標も10%以上は下がるでしょうから、大底はやはり600円前半くらいと思っておくのが良いように思います。